経営工学徒の備忘録

~日々の大学生活や留学について~

国際貿易論(2)

Consumer Surplus

例えば、一台の車があるとして、500万円なら買いたいというAさんと、700万円なら買いたいというBさんがいるとします。

この車の価格が700万円のとき、欲しがる人は1人。

この車の価格が500万円以下のとき、欲しがる人は1人です。

もしこの車の値段が501万円だったとしましょう。

この時、欲しがる人はBさんのみですが、Bさんは予算の700万円から大幅にお金をうかせて購入することができます。これがConsumer Surplusです。

Product Surplus

Producer Surplusは、Y個作ったときの利益から0個作ったときの利益を引くことで求められます。固定費用があるので、0個作ったときもある程度の費用がかかります。

  • Producer surplus (Y) =Profit (Y)-Profit(0)

  • Producer surplus (Y)=profit(Y)+fixed cost
  • Since Profit=Revenue-variable cost-fixed cost
  • Producer surplus(Y)=Revenue-variable cost(Y)

計算すると上記のような式を求めることができます。

Social Surplus

上記の消費者余剰と生産者余剰を足し合わせたものが、社会的余剰となります。これはグラフを用いて視覚的に確認することができます。(ミクロ経済学参照)

貿易を行うことにより、この社会的余剰を増やすことができます。

需要供給曲線などについて、貿易との関係はグラフがあるとわかりやすいので、それはまた後日・・・。