生化学(6)
代謝と細胞
細胞
60兆個(ヒト)
30兆個(マウス)
956個(線虫)
これらの多細胞生物は、実際にこんなにもたくさんの細胞から成り立っているのだ。
外部刺激(温度など)と、内部刺激(ホルモンといった血糖値の上下)を受け取り伝達することができる。
生化学で何を学ぶか
上記で挙げた細胞のほかに、生化学の領域は多岐にわたる。特に、遺伝情報にも影響を与えうる栄養素の問題や、老化などの健康、ゲノム編集といった基礎研究と密接に関係している。
代謝
代謝はばらして再合成が盛んにおこなわれているので、ぱっと見だと平衡状態に見えるかもしれない。これを動的平衡と呼ぶ。
また、代謝には一次と二次があり、一次代謝物は生きるのに必須だが二次代謝物は生きるのに必須ではない。二次代謝物は、主に微生物や植物によってつくられアルカロイドやテルペノイドがこれに含まれる。
代謝には第一段階の反応(異化:ディスミレーション)と第二段階の反応(同化:足未レーション)があることも抑えておくべきポイントである。
倹約遺伝子仮説
現代は食べたいと思えばコンビニなどで食糧が手に入る飽食社会だが、以前はそうではなかった。あまり食べないのに太ってしまうのは、この飢餓時代に体に栄養を蓄えようとしていた名残だといわれている。ちなみに、一日の塩分摂取量の理想は6gらしい。僕は17gだった。(ヤバ)